シミに酢が効く、と聞いたことがあるでしょうか。

 

クエン酸でピーリング材を作ることができるのですが、

お酢にもクエン酸が含まれているのでその代用になるのでしょうか?

私が出した結論は、「おすすめできない」です。

 

でも効果的なクエン酸ピーリングの方法をご紹介しています!

続けるとシミが薄くなるだけでなく、お肌もふっくらしてくると思いますよ。

 

もちろん、お酢は飲食物としてもさまざまな健康効果があるため、お肌の健康を保つために欠かせない体の健康を保つことにもつながります。

 

では、「シミ対策に使えるか」という観点からお酢についてまとめましたのでどうぞ。

 

お酢の種類

お酢には原料や製造法の違いによってさまざまな種類があります。

穀物酢、米酢、黒酢、玄米酢、リンゴ酢、ワインビネガー、バルサミコ酢など。

ちなみにバルサミコ酢はぶどう果汁が原料って知ってました?

私は恥ずかしながら知りませんでした・・・

 

ちなみに、原料が何であれ、ある材料を一定の量使って作ったお酢は「〇〇酢」と表記できるそうです。

ブルーベリー酢やバナナ酢なんてものもあります!

 

有名どころは穀物酢、黒酢、リンゴ酢あたりでしょうか。

あともろみ酢も有名ですが、これは後述するように主成分が「酢酸」ではないため、お酢の仲間ではありません。

清涼飲料水の分類になります!

 

お酢の成分

お酢の成分は、主に酢酸(さくさん)です。

酢酸以外にも、各種の有機酸、アミノ酸、糖、などを含んでいます。

それぞれの構成比率はお酢の種類によって異なります。

 

資料を見つけましたの引用させてもらいます。

米酢、黒酢、リンゴ酢の栄養分析表(食酢100ml中)

 酢酸クエン酸グルコン酸アミノ酸
米 酢4413mg4mg315mg40mg
黒 酢4243mg45mg292mg486mg
リンゴ酢4758mg1mg194mg8mg

 

もろみ酢14mg775mgND672mg
(市販品当社調べ)

引用元:http://www.mizkan.co.jp/company/newsrelease/2005news/050420-00.html

当社調べ、というのは、こちらミツカンさんのサイトなのでミツカンの市販品のデータということになります。

お酢といえばミツカン!ですね。

 

この表で見てみると、種類によって微妙に成分構成が違うことがわかりますね。

あともろみ酢は酢に分類されないだけあって酢酸の量が極端に少なく、クエン酸とアミノ酸が多いですね!

 

 

シミにはピーリングが有効

 

シミにはピーリングが有効です。(特に老人性色素斑の薄いもの、炎症後色素沈着に対して)

シミができる皮膚はターンオーバーが滞っていて、表面に古い角質が溜まっています。

それをピーリング剤で溶かしてやると、内側から新しい皮膚細胞が生まれます。

新しい皮膚細胞が適切な速さで生まれれば、表皮の中のメラニン色素はだんだんと角質になって剥がれてゆくのです。

 

クエン酸やお酢の一部はAHA=αヒドロキシ酸(アルファヒドロキシン酸)

自宅で行うピーリング材には、AHAという成分を使います。

AHAとは?

αヒドロキシ酸(アルファヒドロキシ酸)の略。

グリコール酸・乳酸・クエン酸・リンゴ酸・酒石酸・シトラス酸などの総称です。

フルーツ類に多く含まれていることから「フルーツ酸」とも呼ばれます。

AHAには、角質を溶かす作用があります。

 

 

クエン酸は、AHAの一種です。

先ほどのお酢の成分にはクエン酸が含まれていましたね。

また、お酢の主成分である酢酸も、角質を溶かす作用があると言われています。

そのため、お酢にもピーリング作用がある、と言われているのですね。

 

まずは基本となる、クエン酸ピーリングの方法を見てみましょう。

 

以下は皮膚科の医師で著書を多数出されている吉木伸子先生が紹介されている方法です。

 

クエン酸ピーリング剤の作り方

材料

クエン酸10g

精製水100ml

作り方

熱湯消毒した容器に材料を入れ、クエン酸が解けるまでよく振って混ぜる

 

使い方

洗顔後、顔全体にピーリング剤をつけ、手でなじませながら30秒ほど置いてぬるま湯でよくすすぐ

頬など皮膚の薄いところはなるべく使用時間を短くしたいので、Tゾーン等の皮膚が比較的厚いところからつけるのがコツ。

 

注意点

  • ピーリング後は肌が敏感になるのでセラミド入りの化粧水等でしっかり保湿を
  • ピーリング後は紫外線にも弱くなるので紫外線対策もしっかりと忘れずに
  • クエン酸は酸としては弱い部類なので、シワやニキビ跡には効かない。薄いシミになら有効。
  • 赤みなどのトラブルがでたら一旦中止し、液の濃度を薄める、顔を濡らしてからピーリング剤をつける、使用時間を短くする等の工夫を。
  • 使う頻度は週1~2回から。
  • 刺激等の問題がなければ毎日行っても大丈夫

 

クエン酸ピーリングについて、個人的な感想と補足

※あくまで私が実際やってみた、個人的な意見になります。

  • 精製水とありますが、水道水でも問題なく作れました。
  • 適当な容器(ジップロックコンテナなど)に材料を入れて適当に手でかき混ぜただけでも混ざりました。振らなくてもよかったです。
  • 作ってすぐその場で使うのならば容器の熱湯消毒は省いてもいいのでは。
  • 保存したい場合は、熱湯消毒済みの容器に入れておけば冷蔵庫で2週間程度もちます。
  • 目や傷口に入るとものすごく痛いので注意!
  • 結構角質が溶けている感じがしたので毎日はやらない方がいいかも(※個人差あり)
  • やはり週1,2回から様子を見るべきかと

 

ちなみに私は特に敏感肌ではなく、普通肌です。

化粧品などでもそれほど荒れたりかぶれたりしたことはありません。

 

たまたまこれをやってみたときが冬場で、風邪をひいたあとだったので、鼻をかみまくって鼻と口の周辺が少し荒れてたんですね。

それで、この液をつけたら「ひぃぃぃぃぃぃしみるぅぅぅぅぅ!」となってすぐに洗い流してしまいました(汗)

蛇口を探して薄眼を開けたら目にもしみて、「ぎぃやぁぁぁぁぁぁ」となりました(笑)

あと手の荒れたとこにもしみました。

しかし、すぐに洗い流しただけでもツルツル感はありました。

傷のないところならしみませんでしたよ!

余った液を体に付けたら、すねや踵がかツルツルで触り心地がよくなりました!

 

お酢でピーリングする方法を考える

では、お酢でピーリングをする場合はどうしたらよいのでしょうか。

 

問題点1

まず濃度です。

ここでまず問題なのですが、いろいろ検索していて、酢でピーリングする方法の濃度にばらつきがあるのが気になりました。

 

そのまま~20倍まで。

 

おそらく、酢によっても成分が異なり、クエン酸や酢酸の含有量が異なるからと思われます。

(上記の表を参照)

 

問題点2

酢にはクエン酸よりも「酢酸」のほうが多く含まれています。

 

クエン酸だけでなく酢酸にもピーリング効果があるということなのですが、

この酢酸のピーリング効果はクエン酸よりも強いのか弱いのか?それとも同等なのか?

の情報が見つかりませんでした。(いずれわかり次第更新します)

 

仮に酢酸にクエン酸と同等の効果があるとしましょう。

 

クエン酸ピーリングのレシピを基準としてみると、水100ml中クエン酸10gでしたね。

上記の表を基準とし、リンゴ酢で作ってみるとします。

 

リンゴ酢100ml中、酢酸が4758mg、つまり約5000㎎=5g、クエン酸1mg=0.01g、含まれているということになりますね。

我が家のミツカンのリンゴ酢の構成もこれとほぼ同じはず。

リンゴ酢100ml中に酢酸+クエン酸は、約5g含まれていることになります。

おや、クエン酸ピーリングより少ないですね!単純に考えたら半分の濃度です。

もちろんリンゴ酢の中のクエン酸・酢酸以外の成分がすべて水、というわけではありませんから一概に比べられませんが。

 

実験してみる

ためしにリンゴ酢をそのまま肌につけてみました。

手の荒れたところにもそんなにしみないし、ツルツル感もクエン酸ピーリングより少なかったです。

やはりクエン酸よりピーリング効果は低いのではないでしょうか。

 

もし本当にクエン酸ピーリングより効果が弱いとすれば、クエン酸ピーリングですら「酸としては弱い部類」ということなので、お酢にたいしたピーリング効果は期待できないのかもしれません。

 

あと、リンゴ酢のパッケージには「さわやかな風味」とありますが、やっぱりお酢独特の匂いはします。(酢酸の匂いだそうです)

さわやかなのはあくまでも、穀物酢や黒酢と比較した場合なのかな、と。

 

お酢には美肌成分が含まれている?

確かに上記の表を見るとアミノ酸なんかも含まれていますね。

ただ、ピーリング剤として短時間肌につけて洗い流す、という使い方をしたときに、どれだけ肌に影響を及ぼすのか?

謎ですね。

恐らくほとんど影響ないのではないでしょうか。

 

また、お酢そのままの状態で肌につけた際、刺激性などの影響も調査されてはいないと思います。(今の時点では見つけられませんでした。引き続き探しては見ますが)

 

お肌に効果を持たせたい栄養成分があるのなら、きちんとお肌用にその成分が配合された化粧水等を使った方が安心かと思います。

 

結論、お酢でピーリングはおすすめできない

  • 匂いも気になるし効果も弱そう。
  • コスパも手間もクエン酸と比べて特別優れている訳ではない。
  • 酢酸の効果や他の含有成分の効果もよくわからないので、お肌に優しい可能性と同じくらいお肌が荒れる可能性もあるかもしれない

という理由から、私個人としてはピーリングにお酢を使うのはおすすめできません。

あくまで個人の考察の結果なのはご了承ください。

 

もしおすすめできるケースがあるとすれば、

  • お酢が大量に余っていてどうしてもスキンケアにも使いたい
  • お酢の香りが好きすぎて癒されるのでどうしてもスキンケアに使いたい
  • クエン酸買うのがめんどくさい

といった場合でしょうか。

ちなみにクエン酸は薬局や通販で簡単にてに入りますが、どうしてもかいたくない!でも自宅で安くピーリングしたい!という場合は、他の選択肢もあります。

他の記事でまたご紹介します!

 

お酢を飲む・食べてシミに効く方法

ピーリングよりは気の長い話になりますが、お酢にある様々な健康効果により、シミにもいい影響があると考えられます。

しかし口から入った栄養素などはまず生命維持や体をつくるのにつかわれるため、お肌に届くのは一番最後になります。

だからといって、過剰に食べたり飲んだりしてはかえって害になります。

あくまで補助的な位置づけで、美味しい範囲でいただけるといいですね。

 

以下に、シミの改善に関係すると思われるお酢の効果(食べ物・飲物として取った場合)をまとめます。

 

お酢の健康効果で、美肌を目指し、シミ対策

お酢にはいろいろな効果があります。

  • ビタミンCの破壊を防ぎ、効率よく吸収する助けとなる
  • 便秘の解消
  • 疲労回復
  • スタミナアップ
  • 消化吸収の促進
  • ミネラルの吸収をよくする
  • カルシウムの吸収をアップ
  • 血圧や血中コレステロールを下げる
  • 血糖値の上昇を穏やかにする

などなど、お酢には様々な健康効果があります。

 

中でもビタミンCはお肌まで届けば美白作用、美肌作用など優れた効果がありますが、体内で不足しがちな栄養素なのでお肌に届くほどの量をとるのは難しいのではないかと思います。

しかしレジャーなどたくさん紫外線を浴びる予定の2週間前からビタミンCを多く摂取しておくとシミができるのを防げるといったデータもあるため、あらたなシミを予防するためにもたくさんとりたい成分ですね。

ビタミンCに関して言えば、たとえとりすぎても尿に出るだけなので心配はないです。

 

 

このことから、お酢を口からいれた場合のシミへの効果は

お酢を摂取する→体が健康になる→新陳代謝が活発になる→お肌も健康になる→ターンオーバーが促進され、シミにも効果が出る

ということが考えられます。

 

・・・まあ気の長い話ですね。

即日効果が出る、というたぐいの話ではありません。

それでも、体を健康にすることは美肌に一番大切です。

お肌は健康状態を映す鏡、といわれているくらいです。

 

健康な体を目指す手段の一つとして、無理のない範囲でお酢を生活に取り入れてみるとよいでしょう。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

ピーリングの薬剤やクエン酸をわざわざ買いに行くのはめんどくさいからとりあえず家にあるもので試してみたい、という時にはとりあえずお酢を使ってみるのはアリだと思います。

もちろんお肌に合うかどうかは確認してから使ってくださいね。

 

ピーリング剤としてだけでなく、長い目で見て体の健康を整えていきたいのであれば、美味しく取り入れられる範囲で摂っていきたいですね。

お酢は希釈して飲むだけでなく、ドレッシングやたれに使ったり、お肉を漬け込むのや漬物に使ったりもできますので、嬉しいですね。

 

シミの改善にはお肌の健康が欠かせませんので、上手に使ってお酢も味方にしていきましょう。