今、SNSなどでじわじわ話題になっている手ぬぐい洗顔。

シミにも効果的と言われています。

 

メガネふきで洗顔するという方法が話題になったこともありました。

 

手ぬぐいもメガネふきも、「非常に細かい繊維で肌の汚れを落とし、古くなった角質を剥がす」という効果があります。

つまりピーリング効果があるということ。

シミにはピーリングが有効でしたね。

参考→「シミにはピーリングが効果的?」

 

手ぬぐいは、日本で古くから使われてきた美容法のリバイバルともいえます。

 

他にもSNSでは100均で買える「まゆ玉」や「こんにゃくスポンジ」がお肌ツルツルになる!と話題になったりしています。

これらもまた、室町時代や江戸時代から使われていたと伝わるくらい伝統的な美容法です。

 

「まゆ玉」や「こんにゃくスポンジ」も、非常に細かい繊維からできています。

手ぬぐい、メガネふき、などと比べてどれがよりお肌に優しく使い勝手がいいのでしょうか。

 

今回はそれらを比較・検証してみようと思います!

 

手ぬぐい洗顔

てぬぐいは、古くから日本人がお風呂に入るときに使ってきたものです。

手ぬぐいの素材は「晒(さらし)」と呼ばれる白い木綿布。赤ちゃんの布おむつなんかと同じ素材です。

洗うほどに柔らかくふわふわになっていく特徴があります。

(ただし洗濯機だとごわごわになってしまうので手洗いがいいです。)

目の細かさや織り方による種類があって、「岡(おか)」や「特岡(とくおか)」というものがより優しい肌触りです。

洗顔中に染料が落ちることがあるので、無地に近い白っぽいものを使った方がよいです。

手ぬぐい洗顔の方法

手ぬぐいと固形石鹸を用意します。

  1. メイクをしたまま顔を濡らします
  2. 濡らした手ぬぐいでまぶたをぬぐい、アイメイクを落とします
    (この時点では多少メイクが残っていても構いません)
  3. 手ぬぐいに固形石鹸をこすりつけ丁寧に泡立てます
  4. 手ぬぐいを使って優しく、こすらないようにして顔を洗います
  5. 洗い流します

 

手ぬぐい洗顔の一番の特徴が、クレンジングがいらない、ということ。

クレンジング剤は肌バリアを壊してしまうため、省略できるのはありがたいですね。

→参考「シンプルケアについて

固形石鹸だけでは落ちないメイクも、手ぬぐいを使うことによってしっかり落とせます。

またボディを洗うのにも使えるのが嬉しいですね。

 

手ぬぐいは切りっぱなしで薄いため乾きやすく雑菌も繁殖しにくいです。

じめじめした日本の気候にもあっているんですね。

試してみた方の中には、お顔がツルツルになる効果以外にもその使い勝手に感動し、

お風呂上がりのタオルも全て手ぬぐいに変えるほどハマっている人もいます。

 

メガネふき洗顔

メガネふき洗顔が有名になったのは、2003年3月6日にTBSのスパスパ人間学というテレビ番組で取り上げられたのがきっかけだったようです。そのあとめざましテレビなど他のテレビでも特集されるほど話題になり、一時は店頭からメガネふきが消えたこともありました。

古いブームかと思いきや、未だに実践していると言う人もちらほら。

 

有名になったのは「東レ トレシー®」というメガネふきです。

なんと2ミクロンの超極細繊維でできています。

1ミクロン=0.001mmです。

髪の毛の1600分の1です。

 

こちらはメガネふきといっても、洗顔専用に作られたものが出ています。

通販などで手に入ります。

 

使い方が東レの公式サイトに出ていたので引用します。

トレシー®ご使用方法

メイクをあらかじめ落としてからご使用ください。トレシー®を十分に濡らしてから洗顔料をつけます。トレシー®を円を描くようにこすり合わせてフワフワになるまで泡立ててください。2ミクロンの超極細繊維により、均一できめ細かい泡が作れます!

トレシー®を広げるか4本の指にかぶせて、額のTゾーンから頬のUゾーンの順に、常に泡立ちの良い部分が肌に触れるようにトレシー®の位置を変えながら優しくすべらせるように洗顔してください。(洗顔ミトンは両手にはめてご使用ください。)ミクロの「繊維と泡」で、毛穴の汚れや古い角質を除去します!

トレシー®を外し、手を使ってしっかりと顔をすすぎ、洗顔料を落としてください。

洗顔後はすぐに化粧水・乳液などでしっかり保湿をしてください。
洗ったあと5分経過すると化粧水・ 乳液等の保湿力が2~3割減ってしまうと言われています。

*洗顔ネットクロス、洗顔ミトンはメッシュ面(白色)ではなく、色のついたトレシー®面でご使用ください。

ご使用上の注意

* 泡立てずにこすることはお避けください。

* 同じところを何度もこすったり、強くこすりすぎないようにしてください。

* お肌の弱い方、乳幼児、アレルギー体質の方、または皮膚に傷、皮膚炎、湿疹などの皮膚障害があるときには、使用しないでください。

* ご使用中、赤み、かゆみ、刺激などの異常が現れたときはご使用を中止し、皮膚科専門医などへ相談してください。そのままご使用を続けると、症状が悪化するおそれがあります。

* お肌の弱い方は、連日のご使用にならないでください。

* ご使用後はよくすすいで水気をきり、風通しの良いところに干してください。

* 3ヶ月を目安にお取り替えください。

* 洗顔用以外でのご使用はお避けください。

引用元:http://www.toraysee.jp/skincare/sengan/sen_007.html

 

手ぬぐい洗顔とよく似ていますが、メイクを落としてから使う、というのが手ぬぐい洗顔とは違うところですね。

やはり、肌をこすってはいけないのですね。

まゆ玉

100均(ダイソー)や通販などで手に入ります。

絹の原料である蚕のさなぎでできています。

「フィブロイン」という繊維とそのまわりの「セリシン」という成分からできています。

フィブロインという繊維は非常に極細の、やわらな繊維です。

また、舞子さんが伝統的に行っている美容法としても知られています。

まゆ玉の使い方

  1. 普段通り洗顔した後に使います。
  2. お湯につけ、やわらかくなるまで待ちます
  3. やわらかくなったまゆ玉を手にはめ、お肌をなでるようにやさしくマッサージします

 

絹糸に含まれるセリシンという成分は美肌に良いと言われており、そちらの効果も期待できます。

まゆ玉はきちんと乾かして保管すれば数回使えます。

 

こんにゃくスポンジ

こちらも100均(ダイソー)や通販などで手に入ります。

こんにゃくを凍らせて乾燥させるのを何度も繰り返すと、「グルコマンナン」という非常に細かい繊維だけが残ってスポンジ状になります。

こんにゃくを使った美容法は江戸時代の文献にも記されているくらい歴史の深いものです。

 

こんにゃくスポンジの使い方

  1. メイクを落としてから使います。洗顔料はつけなくてもよいです。
  2. ぬるま湯につけてやわらかくします
  3. 優しくなでるように顔をマッサージします

 

まゆ玉とほぼ同じですね。

こんにゃくの繊維は弱アルカリ性なため、弱酸性である肌の皮脂やかくしつなどと中和反応をしてやさしく汚れを落とす効果があります。

1か月ほど使えますが、できれば冷蔵庫で保管するのが理想的です。

食品のこんにゃくと同じですね。

 

まゆ玉も、こんにゃくスポンジも、細かい繊維でやさしいからといってこすりすぎには要注意です!

それからどちらも保管に気を付けないとカビが生えてしまうのでそれも注意が必要です。

 

 

以上、それぞれの使い方と特徴を見てみました。

ではどれがいいのか比較してみましょう。

 

繊維の太さを比較してみた

どれも「細い繊維で」と言っていますが、どれが一番細いのでしょう?

実際の数値がわかれば比較できますね!

というわけで探してみました。

 

  • めがねふき(繊維名「東レ トレシー®」)・・・約2ミクロン=0.002mm
  • 手ぬぐい(繊維名「綿」)・・約10~20ミクロン=0.01~0.02mm。
  • こんにゃくスポンジ(繊維名「グルコマンナン」)・・・これは数値が見つかりませんでした。しかしグルコマンナンの粒子の直径の平均が100~300ミクロン、0.1~0.3㎜というデータはあったのでもしかしたら太さもそれくらいかもしれませんね。
  • まゆ玉(繊維名「絹糸」)・・・約20ミクロン=0.02mm

 

  • 参考:米のとぎ汁に含まれる粒子のサイズ・・・6~25ミクロン=0.006~0.025mm

 

まとめると、繊維が細い(粒が小さい)順に

めがねふき(トレシー) < 米のとぎ汁粒子(小) < 手ぬぐい < まゆ玉 < 米のとぎ汁粒子(大) < こんにゃくスポンジ(?)

 

 

トレシーが圧倒的に細い以外はどれもそんなに変わらない印象ですね。

繊維が細い=肌に優しいとは一概に言えないかも知れませんがひとつの参考にはなるでしょう。

 

 

 コスパを比較

  • 手ぬぐい→ものにもよるが1本1000円ほど、2~3か月で交換が理想
  • メガネふき→洗顔線用品が1000円未満、2~3か月で交換
  • まゆ玉→20p700円未満(amazon)、1つ1~2回使ったとして約1か月半
  • こんにゃくスポンジ→一個1000円未満、1か月で交換
  • (参考)米のとぎ汁→0円

コスパでいうと

米のとぎ汁 < 手ぬぐい < メガネふき < まゆだま、こんにゃくスポンジ

の順でしょうか。手ぬぐいは古くなったら雑巾のようにして使えますのでお得感はあるかもしれませんね。

 

おすすめは?

一番は別ページでも紹介した米のとぎ汁なのですが、

次点でてぬぐいですね。

理由はメイクも落とせることと、もし顔に合わなくてもほかの用途に使えるから、です。

もちろん石鹸だけで落とせるメイクをしているならメガネふき洗顔などでもいいですね。

もしどこかでまゆ玉やこんにゃくスポンジが手に入ればそちらも試してみるといいかと。

 

まとめ

ピーリング方法、繊維で優しく落とす方法の比較とまとめでした。

どれを行うにしても、とにかく「こすらない」ことを意識して行う必要があります。

強くこすってしまうと刺激になり、赤くヒリヒリするばかりか、新たなシミの原因にもなってしまうかもしれません。

 

そういう意味では、比較的こすりにくい米のとぎ汁洗顔のほうが、安心して行えるかと思います。