化粧品成分で「バラエキス」が配合されているものがあります。

バラというといかにも美容に効きそうなイメージはありますが、実際にどのような目的で配合されているのでしょうか。

バラエキスには肌の三大老化原因の一つ、「酸化」を防ぐ効果があるのです!

詳しく見ていきましょう!

 

ドライフラワーでも美しいバラのエキスには強力な抗酸化作用がある

薔薇は、古代から女神や美の象徴としても知られています。

バラの花やその香りをイメージしただけで女子力が上がりそうなイメージですよね。

バラの花には、とても強力な抗酸化作用=活性酸素の害を防ぐ力があることがわかっています。

バラの花の抗酸化効果が注目されたきっかけのひとつは、ドライフラワーになってもその色が失われないことでした。

 

薔薇の花、ドライフラワーにしてもとてもキレイですよね。

バラはドライフラワーに適した花なので自然乾燥するだけである程度きれいなドライフラワーになります。

 

バラの花で簡単にきれいなドライフラワーがつくれるのは、抗酸化作用という秘密があったからなのですね。

 

そんなバラの花から抽出されたエキスが「バラエキス」です。

 

 

バラエキスは肌の老化三大原因のひとつ「酸化」に効果あり

 

肌の老化の原因は色々ありますが、代表的なものは「紫外線」「乾燥」「酸化」の三つです。

中でも「紫外線」と「乾燥」はよく知られていて、日ごろから対策をしている方が多いですね。

 

このうち、紫外線による光老化は、日焼け止めなどの紫外線対策をすることによって防止できます。

また、乾燥による老化は、セラミドなどの保湿成分を含んだ化粧品を使うことによって防ぐことができます。

 

上記二つは日頃から対策している方が多いと思います。

一番対策が忘れられがちなのが次の酸化ではないでしょうか。

 

バラエキスが効果を発揮するのも、この酸化に対してなのです。

 

肌の老化三大要因の一つ、「酸化」はお肌が錆びる(さびる)こと

酸化とは、鉄でできた釘などが錆びたり、リンゴなど果物や野菜を切って放置しておくと切り口が茶色くなる現象と同じです。

お肌もまた、酸化します。

つまり、肌も錆びるのです。

 

錆びた鉄はボロボロになり、茶色いリンゴは美味しくないですね。

お肌も酸化するとボロボロになってしまいます。

 

酸化とは、物質が酸素と結び付くことを言います。

鉄がさびるのは鉄が酸素と結び付いて酸化鉄や水酸化鉄になる現象です。

リンゴの切り口が茶色くなるのはリンゴに含まれるポリフェノールの一種が酸素と反応して色が変わるのです。

 

お肌が酸化するのは、体内に発生する「活性酸素」という、酸素が他の物質と反応しやすくパワーアップしたものが原因です。

この酸化力がパワーアップした酸素「活性酸素」がお肌の脂質などと結びつくことによって変性し、徐々に肌が壊されてゆくのです。

 

ですから、活性酸素を除去する抗酸化作用を持った成分が必要になってくるのです。

 

 

しかしこの活性酸素はなぜ生まれるのでしょうか?

そしてどのようにしてお肌に害をもたらすのでしょうか?

活性酸素の害について

活性酸素は元々体に必要な防御機能を担うものだが・・・

テレビや雑誌、ネットなどで「活性酸素=害のあるもの」というイメージが刷り込まれているのではないでしょうか。

しかし活性酸素は身体にとって大事な機能も担っています。

 

活性酸素には強い殺菌能力があります。

ですから、その強い力で体内に侵入したウイルスや細菌を退治してくれるのです。

身体にとってある程度の活性酸素は必要なものなのです。

 

人間は、1日に500l以上の酸素を呼吸によって体内に取り入れています。

その2%くらいの酸素が「活性酸素」に変化するのです。

 

こうして生まれた活性酸素は過剰にならない限りは体に必要なものです。

問題になるのは様々な刺激によって生まれた過剰な活性酸素なのです。  

 

日常の様々な刺激で、お肌に害のある活性酸素が生まれる

活性酸素は呼吸からだけでなく、肌が様々な刺激を受けることにより、肌自身の防御反応によって生まれます。

たとえば以下のような要因があります。

  • 紫外線
  • ストレス
  • 不規則な生活
  • 過剰なアルコールやタバコ
  • 排気ガスや有害な化学物質
  • 添加物
  • etc.

どれもお肌や体にとって有害なものなので、それを防御しようとする過程で活性酸素が発生してしまうのです。

中でも一番大きいのはやはり紫外線ではないでしょうか。

 

紫外線と活性酸素はシミの原因

 

紫外線がシミの原因になることは有名ですが、

紫外線からの刺激によって発生する活性酸素もシミの発生に関わっているのです。

 

紫外線はお肌にとって有害なものなので、それを防御するために活性酸素が生まれます。

しかし過剰な活性酸素もお肌にとって有害です。

ですからお肌はさらに防御しようと、今度はメラニン色素を過剰に作り出すのです。

こうして過剰に作られたメラニン色素はシミの原因となります。

 

注意!過酸化脂質は消えないシミを作ってしまう

また、皮膚で活性酸素が反応してできた「過酸化脂質」もまた、シミの原因となります。 

この過酸化脂質はお肌の奥で色素沈着を起こします。

根っこが強固でなかなか排出されないメラニン「過脂化メラニン」を作り出してしまうのです。

これがお肌に居座る濃いシミとなります。

 

まとめると、このようになります。

  • 紫外線(又は他の刺激)を受ける→活性酸素が発生する→メラニン色素発生→シミができる
  • 紫外線(又は他の刺激)を受ける→活性酸素が発生する→過酸化脂質ができる→シミができる

このように、紫外線を受けることによってシミが発生するメカニズムの裏には、活性酸素も関わっているというわけです。

 

活性酸素は肌の潤いやハリを失わせシワの原因にも

シミの他にも、活性酸素はお肌に悪影響をもたらします。

活性酸素が多くなると、お肌のコラーゲンやエラスチンといった成分も酸化してしまいます。

これらのお肌を支える成分が酸化してしまうと、変質してしまい、お肌のハリが失われることとなります。

ハリがなくなるとシワができます。

 

また、潤いやハリがなくなることで肌荒れや炎症などのトラブルも起りやすくなってしまいます。

 

お肌にはもともと抗酸化作用が備わっているが年齢とともに失われる上にそれだけでは不十分

人間にはもともと、自身で活性酸素に対抗するための抗酸化力が備わっています。

しかし現代人は添加物やストレス、大気汚染や紫外線などにさらされていますので、自身に備わった抗酸化力だけでは間に合わないとも言われています。

しかもこの抗酸化力は年齢とともに失われてきます。

特に30~40代を過ぎると下降することがわかっています。

 

食品や、抗酸化作用のある化粧品などで積極的な抗酸化が必要

このように、活性酸素は日常の避けようもない要因で発生してしまい、往々にして過剰になります。

そして過剰になった活性酸素はとても有害です。

ですから、食品などでこの抗酸化力を補ってゆくことが必要になります。

肌に直接届けるために、化粧品の成分も抗酸化作用があるものを選びたいですね。

 

バラエキスの強力な抗酸化作用は、美肌の頼もしい味方になってくれるといえるでしょう。

 

ビタミンC誘導体の効果を美白に有効に使うために、抗酸化作用を持つ成分が入った化粧品を

 

シミ対策にビタミンC誘導体、ビタミンCはとても有効です。

しかし、ビタミンCにも抗酸化作用があります。

ビタミンCにはメラニン還元作用があるのですが、抗酸化のほうに力を使ってしまうとメラニンを還元する前に効果が失われてしまいます。

ですから、効率よくメラニンを還元するためにも、抗酸化作用のある成分が一緒に入った化粧品を選びたいですね。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

バラエキスの抗酸化はとてもありがたいですね。

シミ対策のためにも、抗酸化作用はとても大切です。

抗酸化作用のある成分が入った化粧品を選んで、効率よく美白対策をしてきたいですね。