☆ひとみストーリー:もくじ☆

第0話:プロローグ&第1話『無防備すぎた10代~シミ予備軍はお肌の奥に~』 

第2話『恐怖!私、シミのせいで老けて見られてた!?』 ←今ココ☆

第3話『絶望!~もう何も信じない~』 

第4話『転機!~見えてきた希望~』

第5話:最終章『5年前の素肌に~本当にほしかったもの~』&エピローグ

 

 

第2話『恐怖!私、シミのせいで老けて見られてた!?』

時は過ぎ、

私は31歳で結婚して、

翌年に第一子である娘を出産しました。

 

娘が二歳になるころ、

夫の仕事の都合で引っ越したら

通勤に一時間半かかるようになり、

保育園の空き状況が絶望的なのもあり、

ヘタレな私は

「子育てと仕事の両立無理だ・・・」

と思い仕事は諦め、

専業主婦になりました。

 

引っ越しをしてから、

話し相手がいなくて寂しいから

ママ友が欲しいなーと

ずっと思ってました。

 

ある日、児童館へ行ったとき、

娘と同い年の女の子のママで、

Sさんという人に会いました。

 

Sさんとは、

たまたま娘が転がしたボールを

拾ってニコニコ投げ返してくれて、

お礼を言うついでにちょこっとお話

することができたのです。

 

Sさんは、

色白でお肌もキレイ、

服もおしゃれで、

キラキラオーラが漂っていました。

キレイにメイクしていて、

透明感があり、

自然体で、話し方も穏やかで、

とってもいい人でした。

 

私は、

なんかいい人そうだから

ぜひお友達になりたい!!

と思いました。

 

だけどSさんは人気者のようで、

周りにはおしゃれで

キレイなママがたくさんいました。

 

Sさんはひっきりなしに

いつも誰かと喋っていて、

人見知りな私はなかなか

その輪の中に入ってはいけませんでした。

 

だから羨ましいと思いつつ、

娘と2人でぼっちのままでました。

 

そんな私の、

唯一といってもいい話し相手は、

夫でした。

 

しかし、

子どものことに必死になりすぎて、

夫はいつも二の次になってました。

 

毎日そんなふうにしてたら、

いつの間にか、

お互い空気のような存在に

なってしまいました。

 

今や、夫は私の愚痴なんか、

ちっとも聞いてくれません。

 

一応子どもは二人欲しかったので

妊活とかはしてましたが、

昔のようにときめいたりはしません。

 

でもまあ、

別に仲が悪いわけじゃないし、

「まあいっか」

と思っていました。

 

ですが、

最近夫は、私に

「あれ?なんか老けた?」

と言ってくるようになりました。

 

いい気分はしないけれど、

もう30代半ばなんだし

そりゃ多少は老けるよね、

気にしたら負けだよね、

と思っていました。

 

だから「老けた」とか言われても

「そだねー」

とか言って適当にスルーしてました。

 

ちなみに、そんな夫も、

結婚前に比べると、

毛髪が若干薄くなってきています。

 

夫が後退し始めた生え際を

とても気にしているのを知っていたので、

「自分だってハゲてきたじゃん」

とは決して言わないようにしていました。

 

 

仕事をやめたとはいえ、

私は元々ズボラな上に

ありえないくらい不器用で

超要領が悪い人間です。

 

そんな私にとって、

子育ての毎日は

もはや戦争で、

 

自分のことに気を遣うような

気持ちの余裕はありませんでした。

 

なんでも、

「娘が一番!」です。

 

自分のことに構ってる暇あるなら、

娘のこと見なきゃ!

なんて、

謎の使命感みたいなものに駆られて

毎日必死でした。

 

毎日毎日子育てでバタバタ。

寝かしつけてたら

いつの間にか寝落ちして

朝になってたり、

 

娘が3歳ぐらいになるまで、

あんまりほっとしたり

ゆっくりとした

記憶がありません。

 

夫は仕事が忙しく、

実家もあまり頻繁に帰れないため、

普段頼れる人が

誰もいませんでした。

 

そんな毎日に

ストレス

だんだんと蓄積していきました。

 

 

それでついつい、

スキンケアも

紫外線対策も適当に

なっていました。

 

メイクはしたりしなかったり。

日焼け止めも

塗ったり塗らなかったり。

 

クレンジングも洗顔も雑でした。

 

ドラッグストアで目に付いたものを

特にこだわりもなく買って、

使い方もよく見ずに、

なんとなく使ってました。

お顔に雑に塗って、

シャワーを直に当てて適当に流す。

 

化粧水も、クリームも、

ドラッグストアで

なんとなく選んだものを

簡単になんとなくつけて、

ハイ終わり、って感じです。

 

そんな生活をしていたら、

徐々にお肌の調子が

悪くなってきてました。 

 

まず乾燥がひどくなりました。

SNSで話題の

プチプラのクリームを

つけてみても、

眉間の粉ふきは

なかなか解消しませんでした。 

 

日に日に手触りが

ザラザラゴワゴワと悪くなり

お化粧のノリも、

悪くなっていました。

 

あとなんだか、

くすんできたような気もします。

 

しかも、なんだか、

最近シミができてきたかな?

とは思ってました。

 

でもまだそんなにひどくないし、

 

これきっと、

シミじゃなくてそばかすだよ!

ソバカス!

ソバカスならなんか可愛い感じするし!

と現実逃避していました。

 

でも一応、

ファンデーションとB.Bクリームを

重ね付けしてみたり、

気が向いたらコンシーラーで隠していました。

 

子育てで、今は

お肌に手をかける余裕ないし、

30台半ばだし歳だから

仕方ないかな、

と思っていました。

 

それに、現状、

シミが出てきても

特に困ることはありませんでした。

 

しいて言えば、

ファンデーションの

色が合わなくなってきて

買い替える時に

少し悲しい気持ちになったくらいです。

 

でもまあ、

一応美白しとこうと思い、

市販の、プチプラで

いかにもシミが消えそうな

感じの化粧水を

使ったりもしました。 

 

けど、特によくなりませんでした。

でも、美白の効果を感じなくても

別に困らないし、

子育てのほうが重要だし、

「まあいっか」

と、放置していました。

 

毎日バタバタしてるのを言い訳に、

完全に見て見ぬ振りをしてました。

 

そんな風に過ごす毎日は、

一応、平和ではありました。

 

 

 

しかし、

事件は起きました。

 

それは娘が3歳になった年のこと。

私の年齢は、35歳になっていました。

 

私は久しぶりに、

実家に帰れる機会ができました。

なんやかんやバタバタして、

半年ぶりくらいだったでしょうか。

 

 

なので、私は、

「やったー!実家だー!」

と、ものすごく嬉しくて、

3日前から張り切って

帰省の準備をしてました。

 

 

実家には、

2歳年下で未婚、

バリバリのキャリアウーマン

の妹がいます。

 

 

私は半年ぶりぐらいの実家が

とてもうれしくて、

テンションが上がりました。

 

実家について、

母と妹とあえて喜び、

一息ついたとき、

母は私の顔を見て

言いました。

 

母:「あれ?ひとみ、

  何か、

        シミひどくない?

 

私:「え?」

 

母:「あと調子悪いの?

     なんだか顔色

           悪い気がするんだけど」

 

私:「えっ?体調悪くないよ?」

 

 

すると、妹も言いました。

 

妹:「うん、お母さんの言うとおり、

        お姉ちゃんシミひどいよー、

  大丈夫?

  あと顔色悪いのって、

  くすみじゃない?」

 

 

私「えええ!???

 

 

私はびっくりしました。

 

え?私、

シミひどい??

と、

まず、

自分では見て見ぬふりをしていた

汚いお肌を

指摘されたことに驚きました。

 

さすがに

自分でも美肌でないことは

わかっていましたが、

 

まさか、

指摘されるほど

ひどいなんて、

思っても

みなかったのです

 

 

しかもその時は、

うっすらとはお化粧していました。

面倒だったので

フルメイクはしていませんでしたが。

 

だから全くの

すっぴんでもありませんでした。

 

なので、すっぴんよりは

きれいなはずなんです。

 

 

私の顔に

そんな気になるほどシミが・・・?

まさかそんな・・・。

そんな人の目から見て

気になるほどなわけがない・・・。

だって私自身が

気にしていなかったもの。

 

 

私は混乱しました。

 

洗面所の鏡で確かめようと思い、

「ちょっとトイレ行ってくるから、

 娘お願いねー」

といって逃げるようにダッシュしました。

 

しかし、

問題はこの後です。

 

追い打ちをかけるかのように、

 

トイレに向かう途中、

後ろの方から

妹の声が聞こえたのです。

 

 

 

妹「お姉ちゃん、

        毎日大変なんだろうなぁ・・・私、

 苦労して

 あんな老ける

 くらいなら、

 もう一生

 結婚も出産も

 したくないわー

 

母「こら、そんなこと言わないの!

  あんたも早く孫の顔見せてよね!」

 

 

 

私は耳を疑いました。

 

ショックで目の前が

真っ白になりました。

 

え、妹、今なんて言った?

 

私みたいに

老けたくないから、

一生結婚も

出産もしないとか

言った????

 

 

 

な、な、

なんだってーーー! 

 

 

 

 

私は急いで洗面所へ来ました。

そして、

 

おそるおそる、

鏡をのぞきました

 

 

デデーン!

 

そこに映った私の顔。

確かに、

顔色が全体的にくすんで、

暗い印象です。

 

よくよく見ると、

薄いメイクでは

隠し切れない

細かいシミが、

しっかりと頬に

浮き上がって見えています。

 

というか、

自分では、

細かいシミは

そばかすの親戚のようなもんでしょ、

気にしたら負けだよね!

と思ってました。

 

でも、言われてみれば

確かに気になります。

確かにひどいかも、

と思いました。

 

薄いベージュ色だけでは

カバーしきれない、

大きさのランダムな

茶色い斑点が、

いくつも

見え隠れしていました。

 

しかも、

お肌はとっても乾燥してました。

眉間や目の下はガサガサで、

ファンデーションが、

細く、筋のようになって入り込み

とっても汚く見えました。

 

 

ついでに髪はボサボサ。

表情もなんだかやつれています。

 

 

それは、

昔の私とは全然

違う姿でした。

 

昔ご近所の方に、

「姉妹そろって

    色白の美肌で羨ましいわ♪」

なんて言われたお肌は、

 

もうそこには

ありませんでした。

 

 

 

 

 

私はショックのあまり、

トボトボと、皆のところに戻りました。

 

 

母と妹も、その後は、

久しぶりに会えた娘の可愛さに、

私の顔のことなんか

どうでもよくなったのか、

 

先ほどの話は

すっかり消えて無くなりました。

 

 

私もその後は、

娘と遊んだりして

バタバタと過ごしました。

 

 

 

その日の夜、

お風呂に入ってメイクを落とし、

娘を寝かしつけた後、

 

私はもう一度、

よーく鏡を見てみました。

 

 

よくよく見ると、

顔色が暗いと感じるのは、

 

茶色や薄茶色のいろんな濃さのシミが

細かく点々と、

頬にランダムに

散らばっていたからでした。

 

 

 

もともと薄いそばかす

みたいなものはありましたが、

「なんかもう、

    こりゃそばかすってレベルじゃないな」

と思いました。

輪郭もくっきりし、

ところどころ巨大化し、

見事に

シミと化していました。

 

普段、

「なんか最近そばかす濃くなったな―」

とか、

「ファンデーションの色が

 合わなくなったような気がするなあ」

とか、

思ってはいました。

 

でも、指摘されるまでは、

自分では、

こんなにひどいとは

気が付きませんでした

 

 

てか、

薄々気づいてはいたけれど、

やっぱり

そばかすじゃなくて、

シミだった。

シミだった・・・、

シミだったんだ・・・。

 

 
 

頬に点々とある濃いシミの隙間を

薄いシミが一面に埋めていて、

地肌がどこだかわからないレベルでした。

 

シミだけでなく乾燥もあったため、
 
全体的に顔色が暗くくすみ、
 
不健康そうに見えます。
 
 
 
 
認めたくないけど、
 
自分、
かなり老けたなぁ。
 
と感じました。

 

妹とは2歳違いなのですが、

妹はお風呂のあと、

お化粧を落としてても

色白できれいなお肌でした。

 

妹は仕事が忙しく、

ずっとデスクワークだし、

アウトドアも大嫌いなので、

あまり紫外線を浴びないからだと、

自分で言っていました。

 

 

鏡の中の私は、

そんな妹よりも、

7歳ぐらい、

老けて見えました

実年齢は2歳しか違わない

のにもかかわらずです。

 

 

姉妹だから、

顔は似ています。

違うのは、

お肌がキレイか、

汚いかだけ。

 

 

乾燥による

小じわとかくすみとかも

ありましたけど、

何よりも、

シミがあるだけで、

そんなに違うの?

こんなに老けて見えるの???

と、

正直自分でも

びっくりし、

ショックでした。

 

現実が受け入れられず、

何度見返してみても、

照明を消したりつけたりしてみても、

変わりませんでした。

 

やっぱり私は

シミだらけの、

冴えない

老け顔でした。

 

 

 

そう、何度見ても、

私は

「シミだらけの

    汚いオバサン」

だったんです。

 

 

いつの間にか、

私はシミだらけの

汚い顔になっていたのです。

 

 

 

 

 

その夜、

私はショックでよく寝付けませんでした。

布団に入りながら、

いろいろな考えが頭の中を

ぐるぐると駆け巡りました。

 

 

 

妹に悪気がないのはわかっています。

彼女はただ、

「本当のこと」

を言っただけです。

 

 

だけど、だからって、

昼間の発言は流石にひどいんじゃない?

と思いました。

 

だから、最初、怒りがわきました。

最初、妹は、

自分になかなか彼氏できないからって、

強がってるんじゃないか?

 

私が先に結婚して子供産んだから、

実は悔しいかったんじゃないの?

とも思いました。

 

確かにそれも

あの発言の理由の一つに

あるかもしれません。

 

だけど、妹は賢い子なのです。

「なかなか彼氏ができないひがみ」

だけの理由で、

あんな、

「結婚も出産もしたくない」

発言をするような

人間ではないのです。

 

だとすれば、

妹があんな発言をした理由はただ一つ。

 

 

そんなにも、

私の顔が

ひどかったんです。

 

そんなにも、

私は変わり、

老けてしまって

いたのです

 

妹にあんな発言をさせるほどの、

ショックを与えてしまうほどに。

 

 

 

そうとしか考えられません。

 

 

 

今の私の顔は、

妹に

「結婚も出産もしたくない」

言わせるほど酷いのか

と、そう考えると、

ますますショックでした。

 

 

 

母だって、

妹にも子どもができるのを、

楽しみにしているんです。

 

娘だって、

いとこができたら喜ぶでしょう。

 

でももし、

妹が本当に、

この先結婚も出産もしなかったら。

 

私はそれらの可能性を、

すべて、

奪ってしまったことになります。

 

 

私の顔の、

シミがひどいせいで。

シミで

老けて見えるせいで。

 

 

妹の子育ての楽しみも、

母の楽しみも、

娘の楽しみも。

 

 

私の顔のシミが、

このシミが、

このシミのせいで、

 

すべて奪って

しまったのです。

 

 

 

 

さらに、

悲しいのはそれだけではありません。

 

何が悲しいって、

自分の今までの子育ての頑張りが、

「シミだらけの汚いオバサン顔」

 

のせいで、

かき消されてしまったように

思えたからです。

 

 

私は今までズボラなりに、

不器用なりに、

子育てを頑張ってきました。

 

 

 

私は本当は、

妹に

「お姉ちゃん立派にママやってるね!」

とか、

 

母に

「ひとみのおかげで、

   孫がいい子でかわいく育って、

   ばあばは幸せ者だわ!」

 

とか、言って欲しかった。

 

 

夫もそんなことは

一度も言ってくれないから、

 

せめて実家でくらい、

日々の苦労を

ねぎらってもらいたかった。

 

 

でも、シミの話になったせいで、

そんな話題は出もしませんでした。

 

母と妹の、

私に対する印象は、

「シミがひどい」

だけでした。

 

 

母として頑張っている姿でもなく、

この日のために

一生懸命準備したりした姿でもなく、

「シミがひどい」

という印象しか、

母と妹に与えられなかったのです。

 

 

もしかすると、

たとえ母親として、

毎日毎日泣きながら頑張って、

完璧にこなしたとしても。

 

そのことを知らない周りの人からは、

「シミがひどい」

という外見の印象だけで

評価されてしまうのかもしれない、

と思いました。

 

 

むしろ、

「きちんと紫外線対策や

 スキンケアできていない

 だらしない人だな、

 きっと子育ても

 適当なんだろう」

 

なんて思われてしまうのかもしれません。

 

 

そう考えたら、ゾッとしました。

 

 

 

私は、

母親として手いっぱいで、

自分の容姿に気を遣うことも

できなくなってしまった、

ダメ人間

 

 

この顔のシミが、

そのダメさの証拠だと、

実はずっと、

思われていたのかもしれない。

 

そう感じてしまいました。

 

 

 

もちろん、妹は

そんな意味で言ったわけでは

なかったと思います。

 

 

だけど、私自身、

自分が老けてきた危険信号には

薄々気づいていて、

なんとなくもやもやっと

していました。

 

そして薄々気づいていたからこそ、

こんなにもショックを受けたんだと

思います。

 

 

すべて自業自得なのは

わかっているんです。

 

毎日毎日、

子育てや家事が忙しいのを

言い訳にして、

日焼け対策やスキンケアを

おろそかにしていたのは

事実なのです。

 

 

どんなに忙しくても、

丁寧に日焼け対策や

スキンケアをできる人もいます。

 

私は今、

専業主婦ですが、

世の中には兼業主婦で、

お仕事しながら

さらに家事育児

立派にこなし、

さらに

自分のことも気を使える

女性だってたくさんいます。

 

 

私はそんな人たちのことを、

神か仏の化身

なのではないかと

思いました。

どんだけ

スーパーウーマンだよ

なんて立派なのだろう、と。

 

専業主婦でも、

きちんとスキンケアしてたり

する人は、

本当に立派だと思います。

 

そしてそれにひきかえ、

私はなんてダメ人間なんだ

と思いました。

 

 

現に妹は仕事がハードですが、

昔から私と正反対で几帳面なので、

スキンケアもきちんとしています。

 

妹は、昔から日に焼けると

真っ赤にやけどのように

なってしまう敏感肌なので、

人一倍紫外線対策には

気を使っていました。

 

ですが特に敏感肌でもない、

普通肌の私。

 

一生懸命日焼け止めや

化粧品を塗る妹を見て、

「肌が弱い人は大変だなーあははー

って思っていました。

 

本当に昔の自分を、

ぶん殴りたいです

 

ここにきて、

35歳になって、

妹との紫外線対策の意識の差が

歴然と出てしまいました。

 

 

あのとき、

 

例えばあの夏の高校野球の応援の時。

 

自転車で学校に通う時。

 

新婚旅行でハワイに行ったとき。

 

こどもと公園へ遊びに行くとき。

 

 

 

しっかり日焼け止めを塗って、

きちんと帽子や日傘を使って、

紫外線対策をしていたら。

 

今でも私は妹のように、

真っ白できれいなお肌を

保っていたのかもしれません。

 

 

私は心の底から、

時間を巻き戻したくなりました。

 

もしタイムマシンで昔に戻れたら、

女子高生の自分を

ボッコボコになるまでぶん殴って、

日焼け対策を徹底させるでしょう。

 

 

私はきちんと日焼け対策を

してこなかった過去の自分を、

死ぬほど呪いました。

 

そう、死ぬほど

後悔したのです。

 

 

 

 

 

 

それから実家には数日間滞在しましたが、

シミを指摘されたのがショックすぎて、

 

その後の数日間はどう過ごしたか

よく覚えていません。

 

ただ、帰り際にニコニコ手を振ってくれた

妹の美肌がやたらと

憎たらしかった

ことだけはよく覚えています。

 

そしてそんな風に思ってしまう自分に、

激しく自己嫌悪して凹んだのでした。

 

 

 

【次回予告】

己のシミを自覚したひとみは、

あの手この手でシミに戦いを挑みます。

しかし、

そこに待っていたのは・・・・!?

 

シミだらけの顔に希望は見えるのか!?

 

次回、

第3話、『絶望!~もう何も信じない~』

お楽しみに!