健康な肌に、シミはできません。
 
シミ※ができた、すなわちそれは、何らかの理由でターンオーバーが滞ってしまったり、肌バリアが壊れたり、過剰な皮膚刺激を受けてしまった、ということなのです。
 
(※老人性色素斑、肝斑、炎症後色素沈着を仮定しています。シミの種類について詳しくはこちら
 
今あるシミを消していくためにも、これからシミを作らないためにも、「健康な肌」であることはマストです。
 
シミ対策のためにも、健康な肌、バリア機能、キメが整った肌を保つことは、超絶大事なことなのです。
 
 

健康な肌を保つにはシンプルスキンケア

 
 
健康なお肌を保つには肌のバリア機能が大切です。
 
「肌のバリア機能を保つためにはこすり過ぎや、化粧品のつけすぎ=過剰なケアをやめるべき!」
という主張を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
 
 
 
私はシンプルなスキンケアに変えてからとても調子がいいです。
 
30第半ばですが、人生で今が一番お肌の調子がいいです。
 
もしこのシンプルスキンケアの知識を持っていなかったら、どんどん進んでいく肌の老化に耐えきれず、今頃もっとボロボロのお肌だったかもしれません。 
 
お肌がぼろぼろだと、何だか鏡を見るたびに悲しくなってしまいます。
 
家事に育児に、仕事に、こんなに頑張ってきて、その代償がこれなの?と。
 
でも、シンプルなスキンケアの大切さ、知識を知って、変われました。
 
お肌本来の力を引き出してあげれば、高級な化粧品なんて必要なくなります。
 
お財布にも優しいので、余ったお金を髪型やファッションに回せばもっともっとキレイになれます。
 
それか、余ったお金を家族や自分へのご褒美に使えばみんなニコニコハッピーです。
 
 
キメが整ってくればくすみが取れ透明感が出て、シミも目立たなくなってきます。
 
 
正直、シミが薄くなったよりも、お肌のキメを整えたほうが、他人から「お肌きれい!」と言われる率が高いです。
 
 
私は薄くなったシミを消すためのケアを継続中ですが、「余計なケアはしない」ことを意識してかなり厳選しました。
 
結果、シミが薄くなりつつ、肌の調子もとても良好です。
 
 
 
私は以前、肌の力を取り戻すためのケアを調べました。
Amazonで売れ筋の本などを読んでみましたが、シンプルスキンケアが、美容に関心がある人の中で市民権を得つつあるな、という印象を持っています。
 
でもいろいろな人が色んなことを主張していて、混乱してきませんか?
 
私はもう大混乱でした!(笑)
 
「一体何を信じればいいんだー!!」となりました。
全部試してみるなんてそんな気力も時間もないし・・・。
 
 
でも大丈夫です。
きちんと比較して分析してみると、何が大切か?自分の肌に応用するならどうすればいいか?が、見えてきますから。
 
 
では、有名どころを比較してみましょう。
 
 
 
 

スキンケア方法比較大作戦

 それではサクサクっと簡単に箇条書きでいきますね。

「宇津木式」

提唱者

宇津木龍一

提唱者の簡易プロフィール

クリニック宇津木流院長、皮膚科の医師。もともとやけどの治療などを得意とする形成外科の先生でした。

美容に興味のある人なら名前を聞いたことがあるのでは?

著書

「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」など

ポイント

  • 「つけない、こすらない、洗いすぎない」
  • 肌には本来素晴らしい再生力・バリア機能・保湿力などがあるが、化粧品(合成成分や界面活性剤)などがその力を壊してしまう
  • スキンケアをやめる
  • 基本は水(ぬるま湯)洗顔、軽いメイクのみ純石鹸で落とす、とにかくこすらない洗顔法
  • メイクはしないか、しても純石鹸で落とせるもののみ、クレンジング剤は肌バリアを壊すので使わない
  • 基本ファンデーションはつけず、ポイントメイクは可だが、負担の少ないものを
  • 10分~15分ぐらいの外出なら日焼け止めは必要ない、多少の紫外線は浴びても平気
  • カサカサするところのみ、うすーくワセリンをつける(肌に負担にならずつけられる油はワセリンのみ)
  • イオン導入は効果ありだが、肌の負担にもなるので月一回くらいが良い

いわゆる「肌断食」です。

ここでは割愛させてもらいますが、「平野卿子」さんなども肌断食の著書を出されています。
ワセリンのみつけられるのは、ワセリンが肌に吸収されない成分だからです。
化粧品ほぼすべてを断つ、というのが一線を画していますよね。
 
もともと外科でやけどなどを見ていて、やけど跡に唯一塗れるのが「ワセリン」だったと。
やけどは基本保護だけして、肌の力で直すものですよね。
 
クリームや軟膏はどうしても、殺菌が必要などの場合に、「肉を切らせて骨を断つ」=たとえ肌バリアを壊したとしても、薬の成分を効かせたいときにしかつけない、ということなのです。
 
肌荒れも、軽度な炎症です。
・・ということは、余計なことはせず、どうしてものときだけワセリンで保護していれば充分なのでは、という発想です。
 
ただしクレンジングや強力な洗顔は肌にダメージを与えるため、肌の力が弱まってしまう。
だから、この肌断食は、「洗いすぎない」ことと必ずセットで行います。
 
 
 

「吉木伸子先生」

提唱者

吉木伸子

提唱者のプロフィール

よしき皮膚科クリニック銀座院長。

美容関係の著書多数、「あさイチ」などのテレビ出演も多数。

多くの女性に支持されているカリスマ的存在と言っていいのではないでしょうか。

著書

「一生ものの美肌をつくる 正しいエイジングケア事典」「素肌美人になれる 正しいスキンケア事典」など

ポイント

  • 化粧水は必須ではない、化粧水をつけただけでは肌は潤わない
  • しかし有効成分によっては化粧水は無意味ではない、ビタミンC誘導体が入ったものがおすすめ
  • どうしても肌が乾くときはセラミドなど水分を保持する成分を
  • 油分を塗っても肌の水分に蓋はできない、保湿成分で水分を保持しないと意味がない
  • 紫外線対策・美白ケアは年間を通して行う、家の中でも油断しない
  • パウダーファンデーションをしっかりつけて肌を紫外線から守る
  • 美白成分が有効なのはでき始めの薄いシミ、炎症後色素沈着。
  • 美白にはピーリングがおすすめ
  • クレンジングはクリームタイプがおすすめ
  • 洗顔には、しっかりと汚れを落とし肌に余計なものを残さない純石鹸がおすすめ
 など。
ほかにも、著書には基本的なスキンケアの知識がたくさん載っていてまさに「事典」です。
皮膚科の先生らしく、王道とされるスキンケア、でも間違った知識もあるよ、ということで、教えてくださっています。
特に「油分で水分に蓋はできない」というのが私は知らなかったので衝撃でした。
きちんと根拠のあることを書いてくださっているので知識を得るのにとても助かりますね。
 
 

「オフスキンケア(かずのすけ)」

提唱者

かずのすけ

提唱者のプロフィール

学生時代には界面活性剤の研究などを行っていた科学者さんです。

ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき」を連載されています。

日間最高20万アクセス、月間最高350万アクセスを獲得されています。

ブログや著書で科学的な視点から化粧品の成分を分析されています。

 

 

著書

「間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり」など

ポイント

  • 純石鹸は洗浄力が強いのでデメリットが多い
  • 界面活性剤は必ずしも悪いものではない
  • クレンジングは「酸化しにくい油脂」ベースのものを
  • 適正な洗浄力・低刺激の洗剤を使っていれば肌は正常になる
  • 保湿はしてい。セラミドなどの保湿成分を使った化粧水のみつかう
  • 肌荒れに耐えてまで肌断食しなくていい、もしやるのであれば段階的に

などです。

皮膚科の医師や美容アドバイザーではなく、あくまで「化学者」という立場から、「成分を分析する」というスタンスをとっているのが面白いなと思います。

信者もアンチも多いです、要は人気者ということですね。

余談ですが、きれいなお顔のイケメンさんです。いいなぁ!

でも過去には、ご自身もアトピーで悩んでいたそうです。

今はとってもきれいなお肌をされてます。

あと、著書「オトナ女子のための美肌図鑑」に出てくる女性たちの絵が悪意ありすぎて面白いです(笑)

こないだamazonを見たら、予約の時点で本がスキンケアランキングにランクインしてました。

さすが人気者。

私は化学の分野にはとても疎かったので、そういう視点でみるととても面白いし考察が深められるのだなと思いました。

 
 

おまけ☆ネットで話題になった方法

  • 馬油のみケア 
  • ニベアクリームとハトムギ化粧水のみケア
  • 化粧水を省いてクリームのみケア(ガッテン塗り)
  • ホホバオイルのみ
  • etc…

 

長くなってきたのでとりあえずこの辺で。
 

共通点・相違点

いかがだったでしょうか?

 

宇津木式(肌断食)の特徴は、

「化粧品もクレンジングも肌の正常な機能を壊すものだからできる限り使わない」

吉木先生は、

「きちんと成分を選んで化粧水などを使いましょう(必須ではない)、クレンジングは洗浄料の弱いものを、洗顔は純石鹸がおすすめ」

かずのすけさんは、

「洗浄力の適正なものを選べばオイルクレンジングでも界面活性剤を使った洗顔料でもOK、保湿は必要」

 

と、こんなところでしょうか。

 

あと、共通しているのは「洗浄しすぎは肌にダメージ」「肌をできる限りこするな」です。

 

しかしこの三つを見ただけでも、

「えっ、結局純石鹸はいいの?悪いの??」

「クレンジングは結局ミルク?オイル?使っちゃダメなの??」

などと混乱しますよね。

 

でも、結局本質はどれも同じなのです。

 

「肌本来の力を奪わない、肌本来の機能を整える」

これに尽きます。

そのためのアプローチが、いろいろな方法論があるだけなのです。

 

保湿は、外側からできるものではなく、肌の中で水分や油分が保持されるものです。

そのために、肌断食はとにかくバリアを壊さないことに専念する。

とにかく「洗浄しすぎない」ということはマストです。

しかし肌が乾いてトラブルになるのはよくないから保湿はしてもいいのでは?という意見もある、そういうことです。

 

もちろん、保湿しなくても肌が乾燥しないなら、保湿は必要ありません。

健康な肌が手に入れば、化粧水なんて捨てちゃっていいのです。

一円もかからないのです。超コスパいいです!

もしばっちりメイクをする必要がないのであれば、石鹸で落とせるメイクも最近たくさん出てきているので、メイクしながら肌断食も十分できる環境です。

仕事柄ばっちりメイクが欠かせないのであれば、石鹸で落とせる範疇を超えるので、マイルドなクレンジングが必要でしょう。ミルククレンジングか油脂ベースのものか。結局は使ってみて肌に合うものを選ぶしかありません。

 

逆に化粧品を全部絶たなくても、肌が健康でいられれば問題ないのです。

宇津木先生は、マイクロスコープで肌表面のキメを定期的にチェックすることを推奨しています。

そういった方法で、自分の肌の状態を把握することが大切ですね。

自分の肌の状態がわかれば、今のケアでいいのか、洗いすぎかもしれないからもうすこし落としやすいファンデーションに変えてみようかとか、やっぱり現時点で保湿が足りていないからセラミドで補おう、などの作戦が自分で立てられるというわけです。

 

シンプルスキンケアの原理をしっかり知って、知識を持って肌のことを知ればいいのです。

マイクロスコープとかそんなそこまではちょっと、と思っても大丈夫です。

ちょっと肌状態がわるいかもしれない、という自覚があったら、まずはクレンジングや洗顔を洗浄力の弱いものにする。

ベースメイクを石鹸で落とせるものにして、純石鹸でこすらないように洗ってみる。

そして、洗顔後の乾燥具合を見ながら、必要であれば化粧水だけ使う。

やっぱり乾燥してしまうようなら乳液やクリームをつけるけれども、

今使っている乳液やクリームが終わったら、それをワセリンに切り替えるのもいいと思います。

 

最初変化するときはめんどくさいと思うかもしれませんが、一度習得すれば、こんなに楽ちんなものはありません。

ワセリンや純石鹸は数百円で買えますので、家計にも優しいです!

 

私のやり方

私は今、石鹸で落ちるファンデーション→洗顔は純石鹸→美白成分&保湿成分が入った化粧水のみつける

という方法を実践しています。

ちなみに朝は水でかるく洗うのみです。

 

これでとても調子がいいです。乾燥も特に感じません。

 

この方法にたどり着いた理由は以下です。

  • 肌の機能は損ないたくない=強力なクレンジングは使わない
  • シミのケアはしたいので美白成分の入った化粧水はつけたい(でも必要以上のものはつけない)

で、シンプルに化粧水のみ、としたのです。

使っているスキンケア化粧品は、化粧水一本だけですが、洗顔後慌ててつけなくても突っ張る感じはなく、美白効果を期待してつけているだけ、という状態です。

 

化粧水だけでいいので、安上がり&時短で楽ちんなのが気にっています!

 

 

将来的には、本格的に化粧水も断ってみたいですね。

 

 

まとめ

 
「一生懸命間違ったスキンケアを頑張ってしまう人ほど、肌が汚くなる」
 
これは、有名な話です。
 
実際私の周りもそうでした。
コスメに詳しい友達よりも、「スキンケア?適当!」とか言ってる子や何もしない男性のほうがお肌がきれいということは、往々にしてありますよね。
(もともとお肌が強いから適当でもいける、というのもあるかもしれませんが。) 
 
 
しかし過剰な摩擦、肌に負担になる成分がダメージを与えていくことは確かなのです。
 
お肌が汚いのは、
 
間違ったスキンケアをしすぎる人<<<<<<<<<<<全然スキンケアしない人<<<正しくしてる人 
 
の順です。
 
 
なんて悲しい。
私はズボラだったから、そこまで徹底してスキンケアをしていなかったから回復が早かったのかもしれません。
 
でも、きちんと鏡に向き合って、丁寧に化粧水をつけて、乳液つけて、パックして、美容液つけて、、、とできる女性って、とても素敵だと思います。
憧れです。
 
人間として、一人の女性として、丁寧にお肌に向き合う姿は本当に魅力的です。
 
なのに、その努力が報われないなんて、とても理不尽だし悲しすぎると思うのです。
 
こんなにも、様々な美容の製品や知識が氾濫してしまっているせいで。
素敵な女性のお肌が、ケアすればするほど蝕まれていくだなんて!
 
 
だからこそ、私はもっともっとシンプルスキンケアを広めたい!と思っています。
 
多くの人の肌悩みは、「健康な肌になる」ことで解消するからです。
 
シミだってそう、「健康な肌にシミはできない」のです。
 
 
知識を持って実践すれば、健康はお肌は必ず手に入りますよ!